体を温める呼吸法

冷えと呼吸は密接に関係しています。

正しい呼吸をしていないと、体が酸素不足に陥り、冷えを助長してしまうのです。

逆に、よい呼吸は体を温める効果があります。

特に腹式呼吸は効果的です。

いつでもどこでも実践できる腹式呼吸で体を温めてみませんか?

 

何故腹式呼吸が冷えに効くのか

腹式呼吸が何故体を温めるのかというと、理由は幾つか考えられています。

 

腹式呼吸を行うと、酸素を効率的に取り込み、体中に十分な酸素を送り込むことが出来るので、代謝を高めることが出来ます。

このことによって全身で熱を生成して体を温めることができます。

 

また、腹式呼吸は自律神経のうち副交感神経に作用すると言われています。

副交感神経が優位になってリラックスすることができ、血流もよくなるので体が温まるのです。

 

腹式呼吸の3つのポイント

効果的な腹式呼吸を行うために幾つかポイントがあります。

特に気を付けて欲しいポイントは以下の3つのポイントです。

  1. 姿勢に気をつけよう
  2. 吐くことを特に意識しよう
  3. お腹の動きに注意しよう

 

では、それぞれを細かくみていきましょう。

1.姿勢に気を付けよう

姿勢が悪いと、せっかく腹式呼吸をしても酸素が十分にとりこめませんので、腹式呼吸を行う姿勢には気を付けてください。

行う姿勢は、横になってでもいいですし、座った状態でも、立ったままでも構いません。

人は横になると自然に腹式呼吸になりますので、初心者は横になって行うとよいかもしれませんが、どこでも実践できるという点では座ったり立って行う練習をするとよいかもしれません。

いずれにしろ、お腹に空気が入っていけるような姿勢になるように気を付けてください。

 

横になる場合は仰向けに寝て、軽く膝を曲げてください。

立っているか座っている場合は、首は前にださず、頭が首にのっているイメージで、背筋は伸ばし肩の力を抜いてください。

座っている場合は、できれば足の裏が地面に付くように椅子の高さを調節して、足を組まずに膝をそろえてください。

 

あまり深く考えると難しいので、酸素がお腹や胸にたっぷりと入っていきやすい姿勢を心掛けてください。

体の力を抜いてリラックスしてから始めましょう。

 

2.吐くことを意識しよう

最初はまず吐くことから始めましょう。

息を吐ききれば自然と空気を吸えるので、まずは吐くことに意識を向けましょう。

また、息を吐くという行為が副交感神経に作用しますので、吐くことを大切に行ってください。

「吸う」より「吐く」ことに、特に注意を向けて呼吸をするように心掛けてください。

 

3.お腹に意識を集中させて、お腹の動きに注意しよう

下腹部に手を当て、お腹がちゃんと動いているのか確認しながら呼吸をしてみてください。

空気を吸った時にお腹が膨らみ、吐いた時にお腹がぺしゃんこになるように意識して行ってください。

 

腹式呼吸で酸素をいっぱい取り込もう

では実際に腹式呼吸をしてみましょう。

姿勢を正して下腹部に手を当ててください。

そして、ますは息を完全に吐き切ってください。

吐く時は口をすぼめて口から吐くようにしてください。

完全に吐き切ったら、そこから、ゆっくりと鼻から息を吸ってください。

お腹が膨らんでいくのを感じながらゆっくり吸ってください。

吸い切ったら、2-3秒息を止めてください。

その後、口から息を吐いていくのですが、この時、吸った時の秒数の倍の時間をかけてゆっくり吐いてください。

口をすぼめて、細く長くゆっくり、お腹がぺしゃんこになるのを感じながら息を吐き切ってください。

これを何度か繰り返してください。

 

腹式呼吸を習慣にしよう

どうですか?

指先があったかくなってきませんか?

すぐに効果が感じられなくても、続けることで自律神経が整えられ、冷えを改善する効果があると思われます。

一日に数回、実践してみてください。

どこでも簡単に出来る方法ですので、是非習慣にしてみてくださいね。