冷えを改善すれば白髪が黒髪になる?!

先日、祖母に会いに行った姉が

「おばあちゃんさー、最近髪が黒くなってきたんだって」

と言っていました。

二人で「おばーちゃん、元気だよねー」と言っていたのですが、何気にこの話、凄い話ですよね。

もちろん、全部の髪が黒くなったわけではなく、一部が黒くなってきただけですが、それでも凄い事ではないでしょうか。

 

また、ショックな事があれば、若くても急に白髪が増えることもあります。

かのマリーアントワネットも一夜にして白髪になってしまったと言います。

この話が本当かどうかは別として、ストレスが関与しているという話はよく聞きます。

かく言う私も、母の病気が発覚した時に急に白髪が増えて、母の病気が落ち着いたらまた黒く戻りました。

 

では何故、このようなことが起こるのでしょうか。

 

白髪になるのは老化ではない?

一般的に髪が白くなるのは、老化と言われています。

確かに老化現象の1つではありますが、必ずしもイコールではないのです。

 

みなさんお気付きのように、同じ年齢だからと言って、髪の状態が同じというわけではありません。

個人差がかなりあると思います。

結構年配の方でも黒髪が美しい方も時々いらっしゃいますし、まだ若いのに白髪がちらほらなんて方もいます。

 

では、髪が白くなるという事は、いったいどういう事なのでしょうか。

 

髪の毛そのものは元々白い

髪の毛は元々白い色をしています。

そこに黒い色素が混じって黒髪になります。

毛根にメラノサイト(色素形成細胞)という細胞があり、その働きによりメラニン色素が作られて、髪は黒くなるのです。

つまり、この色素が何らかの理由で作られなくなると、髪が白くなってしまうというわけです。

 

では、どうしてメラニン色素が作られなくなってしまうのでしょうか。

その理由は、メラノサイト自身に問題がある場合もありますし、メラニン色素を作る際に「チロシナーゼ」という酵素が必要ですが、この酵素の活性が落ちてメラニン色素が作れなくなる時もあります。

 

その原因は様々です。

遺伝的素因もあるでしょうし、老化でメラノサイトの細胞活性が落ちたり、色素形成細胞の素になる色素幹細胞が枯渇(※1)したり。

甲状腺機能低下症や貧血症など特定の病気や、薬の副作用によって髪が白くなる場合もあります。

また、こういった特別な事がなくても、栄養不足、生活習慣の乱れ、睡眠不足、ストレスによる自律神経の乱れなども原因になります。

 

つまり、時にはどうしようもならない理由で髪が白くなってしまう場合もありますが、その多くは、その人の生活や体の状態が原因で白髪になっているということです。

 

(※1.東京医科歯科大学難治疾患研究所の西村栄美教授の研究成果・プレスリリースより)

 

冷えは白髪をも引き起こす

では、体が冷えていると髪が白くなるというのは、本当でしょうか。

 

冷えと血流は密接に関係しています。

体が冷えているという事は、おそらく血流も悪い状態にあるといえます。

頭皮の血流が悪いと、毛根に必要な栄養が届けられなくなり、毛根が栄養不足に陥ります。

髪を育てるのに必要な栄養が十分でないと、うまく髪の毛を生成することが出来ずに、傷んだ毛や白髪になってしまうのです。

また、髪を黒くするメラニン色素を作る時に必要な酵素「チロシナーゼ」には至適温度があり、体温や毛根付近の温度が低いと酵素活性が低下し、うまく色素が生成できずに、髪が白くなってしまいます。

こういった理由から、冷えていると白髪になりやすいのです。

 

冷えを改善すれば白髪が黒髪になるかも

つまり逆に言えば、何らかの理由でメラノサイトがダメになってさえいなければ、白髪は黒髪に戻る可能性があるという事です。

血流をよくすることで栄養を十分に行き渡らせることができれば、そしてまた、体温をあげて酵素活性をあげることができれば、髪は黒くなるのです。

必要な栄養をしっかり摂り、規則正しい生活を心掛け、冷えを改善していけば、きっと黒くて綺麗な髪の毛を維持することが出来るでしょう。

また、いったん白くなってしまった髪も、生活を改めることで、また黒く綺麗な髪に戻すことができるのだと思います。

 

髪が綺麗だといつまでも若々しくみられますよね。

貴方も、若さを保つために、冷えを改善してみませんか?